コロナ明けの業務用が売り上げを牽引

 日本酒類販売(日酒販)は今期、第1次中期経営計画の最終年度を迎える。1次中計の位置づけは、2次中計で進化に向かうための基盤づくり。その仕上げの年となる今期は、営業力のさらなる強化とともに、人材・情報・物流への戦略的投資を進める方針。来期から始まる次期中計に弾みを付けたい考えだ。

 日酒販の前期(2024年3月期)連結業績は、売上高5840億円(前年比106%)、経常利益55億円(146%)と過去最高を達成。1次中計で掲げた目標売上高6000億円、経常利益40億円のうち、利益額は1年前倒しでのクリアとなった。

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