公取委が目を光らせ値上げが通りやすくなった

 ガソリン代も電気代も高騰。これで値上げが通らなければ、卸の利益は本当に大変なことになる―。昨年初めはこんな不安の声が聞かれたが、大手食品卸10社の22年度は、蓋を開ければまさかの「ウルトラ」好決算。前期から加藤産業、トーホーが新会計基準を適用。その影響で加藤は減収となったが、適用前では前期比3.6%増の増収。その加藤を含めると全社が増収増益となり、文字通り絶好調業界の様相を呈す決算となったのだ。 

 特に利益は、日本アクセスを除く9社が2桁の大幅経常増益を達成。唯一、1桁増益だったアクセスも、9.3%増の高い伸び。また三井食品、日本酒類販売を除く8社が過去最高益となり、その結果、食品卸の健全経営の指標とされる「経常利益率1%超え」もこの8年で最多の6社が果たしている。

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