コロナを機に高まるニーズに着目

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛、飲食店の休業が日本酒類販売の業績に影を落としている。この3、4月にかけて業務用の売り上げが大きく落ち込み、カテゴリー別では「特にビール、ワイン、ウイスキーが苦戦」(田中正昭社長)となった。逆に、家飲み需要の高まりからスーパー、ドラッグストアの店頭ではRTD、新ジャンルが勢いづいたものの、単価の違いもありカバーしきれなかった。結果3、4月を切り出した売上高前年比は1割減に落ち込んだという。

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