三菱外しを始めるイオンに丸紅・国分連合が接近

 国分グループ本社(国分)がイオンに急接近している――。こんな声が大手食品メーカーの間で俄然強まっている。火元となったのは、今期から三菱食品がイオン会ボードメンバーを外れ、代わって国分がメンバーになったことだ。

 イオン会ボードメンバーはイオンの主要取引メーカー・卸約30社で構成されており、毎年11月に岡田元也イオン会長主催のミーティングを開催。また6月にもプレミーティングが開催される。どちらもイオンの経営陣とボードメンバーのトップが出席するもので、食品卸では例年、三菱食品と加藤産業の社長が出席していた。

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