AI分析ツールを活用し品揃えや売り場を最適化

 昨年11月にユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(USMH)と経営統合して新たなスタートを切ったいなげやは今期、顧客分析や惣菜の強化を徹底することで足元商圏の支持拡大に挑む。

 USMH入りと同時に上場廃止となったため、2025年2月期の通期業績は12カ月間ベースに置き換えた場合の参考値となるが、営業収益2109億円(前期比101.8%)、営業利益23億円(同116.1%)、純利益95億円(同672.4%)の増収大幅増益で着地した。前期は新規出店がゼロで4店舗を閉店、さらに改装を14店舗で実施しており、改装期間中は営業休止を余儀なくされたが、その中でも既存店の売上高と客数は7月を除いて100%を超え、今期もその好調を維持している。

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