三井物産流通グループは7月24日、25日の両日、パシフィコ横浜で展示会「フードショー2025」を開催した。三井物産傘下の流通5社が統合し、2年目となる今回のテーマは、企業ミッションと同じ「明日(みらい)の流通をつくる」を標榜。今期の組織変更を経て同社が新たに打ち出す機能や、強化事業の青果やペット、オリジナル商品の紹介、そのほか居酒屋メニュー提案やZ世代開拓策など、時代に沿ったMDを幅広く示した。
展示会には426社が出展し、2日間計で約2500人が訪れた。来場者がまず足を止めていたのが、入り口付近の機能提案ブースだ。今年新たに発足したフード&パッケージングユニットが備えるパッケージ提案機能を中心に紹介。商品に合わせた形状・材質・サイズの提案はもちろん、業務袋やバックヤードで原材料を保管するための容器なども含め、現場の課題をトータルに解決する機能を訴求した。