国分グループ本社は4月23日、東京都立産業貿易センターで恒例の「国分酒類総合展示会」を開催した。今年は初の試みとして、これまで別々に行っていた「輸入洋酒展示会」と「菓子・おつまみ展示会」を合わせて、3カテゴリー共同で実施。酒と食品を連動させた提案を強化した。全体テーマに「未来に続く酒文化」を掲げ、トレンドに対応した商品や、10年後、20年後の業界を見据える企画が多数出揃った。出店企業は酒類メーカー207社、菓子メーカー30社、食品メーカー30社、国分グループのエリアカンパニー8社の計275社。当日は得意先など約1900名が来場した。

 展示は建物の3~5階を使い、一方通行型のレイアウトを採用。まず3階の会場入り口では、2025年の酒類のトレンドをパネルで紹介した。1兆円に迫るといわれる〝推し活〟市場×酒の可能性や、インバウンド需要の取り込みに向けて日本酒と日本食を組み合わせた提案がますます重要になることなど、売り上げ拡大につながるヒントをまとめた。

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