トライアルホールディングスは8月8日、7月度の既存店客数が前年比97.5%になったと発表した。6月度の同98.3%に続き、2カ月連続で前年を割った。一方で客単価は104.1%と前年をクリアし、既存店売上高トータルでは101.4%と前年をクリアした。

 トライアルは客数減の要因について、「粗利上昇施策に伴い来店頻度の低下が見られた」としている。同社は6月までに売価表示を税込み表示から税別と税込みの併記に切り替え、それに合わせて一部売価を値上げしている。

 また西友の既存店及び全店売上高の前年同月比は、来年の7月度から開示予定と発表した。