ついに西友が売却される見通しとなった。1月7日の日本経済新聞の第1報によれば、西友の株を85%保有するファンドのKKRが株式売却の入札手続きを開始。売却にはウォルマートが保有する残り15%の株式も含まれていると見られており、2月を目処に最終的な売却先を決めるという。

 西友の売却報道について、業界内では「想定の範囲内」との受け止めが多い。昨年から「大久保(恒夫)社長は2025年で退任」という噂が流れていた。また商売も、とにかく利益を優先するやり方で、「売り上げを上げようとする姿勢は感じられなかった。売却に向け身綺麗にしているようにしか見えない」(取引先)といった声があちらこちらから聞こえていた。

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