イオンは11月18日より、主食を選ばず幅広く使える瓶入りの〝万能調味おかず〟シリーズをPBトップバリュから発売した。

 ラインアップは「のりバターチーズ」「鮭バターブラックペッパー」「鮭めんたい」「梅なめ茸」「めんたいなめ茸」「穂先メンマラー油」の6アイテムで、容量は60~100g、本体価格は298円から328円。「イオン」「イオンスタイル」「マックスバリュ」など全国約2400店舗で取り扱う。

左上から「のりバターチーズ」「鮭バターブラックペッパー」「鮭めんたい」、左下から「穂先メンマラー油」「梅なめ茸」「めんたいなめ茸」
「鮭めんたい」を使ったパスタ

 中身は、その名前のごとく、ご飯にもパンにもパスタにもうどんにも合う、万能トッピングおかずとなっている。開発の背景にあるのが主食の多様化だ。日々の食卓には様々な主食が登場することから、世代や食シーンを問わず、幅広く楽しめる万能おかずの開発を進めてきた。

 「のりバターチーズ」は海苔の風味にバターとチーズのコクを加えたリッチな味わいで、ご飯やパンに好相性。「鮭バターブラックペッパー」は、鮭とバター醤油にブラックペッパーを効かせ、ご飯や焼きそばにアクセントを加える。「鮭めんたい」は鮭フレークと明太子のバランスが絶妙で、ピリ辛好きに刺さる一品。「梅なめ茸」は梅の香りと酸味がなめ茸の旨味を引き立て、ご飯やそばはもちろん、箸休めの一品料理としても最適だ。「めんたいなめ茸」はなめ茸と明太子の組み合わせで、うどんやご飯に新しい味わいをもたらす。そして「穂先メンマラー油」は、メンマにラー油や唐辛子、ガーリックパウダーを加えたコクのある味わいが、ラーメンやご飯のお供にぴったりの一品だ。

 瓶入り食品は、保存性や使い勝手の良さからシニア層に支持されてきた。一方で長年親しまれている定番品が多いことから、若年層が手に取る機会が減っている。イオンは同シリーズを通して、若年層も含めた幅広い層へのアプローチを狙う。主食だけでなく、卵やポテトサラダなど、他の食材との組み合わせによる副菜や酒のつまみとしても提案する。

 イオンは今後もライフスタイルの多様化に対応し、世代を超えて楽しめる食の新しいかたちを提案していきたい考えだ。