節約志向に対応、PBと地元食材を拡充

 マックスバリュ東海(MV東海)が静岡県浜松市で猛攻勢をかけ始めた。お膝元の浜松にはすでに「MV」と小型店「MVエクスプレス」が12店あり、ネットスーパーも存在するが、今期はさらに3店を出店。加えて今年3月には無人店舗「マックスマート」の展開を始め、4月には移動スーパーも開始した。

 無人店舗は事業所内に出店するもので、1号店は静岡朝日テレビ本社内にオープン。弁当、軽食、飲料、文具など、従業員の需要に対応する商品を約500品目販売。商品は近隣店から配送する仕組みで、早期にドミナント化を図る方針。移動スーパーは中山間地域の買い物を支援するもので、高齢化率の高い天竜区でスタート。現在は1台のみの稼働だが、今期中に5台に拡大。さらに浜松市、静岡市、名古屋市でウーバーイーツを活用したデリバリーを15店で実施しており、これも7月中に3店舗増やす予定だ。

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