冷凍ケース600台導入で売り上げ増と効率改善を図る

 マックスバリュ(MV)東海がフローズン改革に力を入れている。今期、新型の冷凍ケースを約600台導入。新店、改装店への新設のほか、既存店約50店で入れ替えを行う。作道政昭社長は、「冷凍食品は足元で支持が高まっているトレンドカテゴリー。加えて、CO2削減や電気代抑制など、経営の諸問題に関連性が深いことから率先して取り組む」と力を込める。

 フローズン改革はパターンに沿って進めるのではなく、立地やニーズに応じて最適な売り場・品揃えを構築していく。特に新店では鮮魚や精肉売り場での冷凍品の展開も強める。既存店では設備の入れ替えとともに売り場そのものを拡大することもあれば、商品の中身を見直し効率改善を重視する場合もある。「既に活性化を終えた店では、冷凍食品の売り上げはもちろん、店全体に効果が波及しているところもある」(作道社長)。来期以降もこの取り組みは継続し、部品の手配の状況などにもよるが、数年のうちには全店で設備の入れ替え、活性化を済ませたい考えだ。

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