伊藤忠食品は2月25日、伊藤忠商事の子会社による株式の公開買い付け(TOB)に賛同すると発表した。これにより同社は伊藤忠商事の連結子会社から完全子会社となり、株式は上場廃止となる。

 伊藤忠食品によれば、伊藤忠商事は同社を完全子会社化し、両社の経営資源を効率的に投入することで、物流効率化と機能強化、デジタル戦略の協働推進、低温事業の拡大、商品開発機能の強化などを図る方針だという。

 TOBを実施するのは、伊藤忠商事子会社で合同会社のFMDI。同社職務執行者の平松和高氏は、伊藤忠商事の食品流通部門長代行で4月1日付でリテール事業部長も兼務する予定。

 なお、買付期間は2月26日から4月9日までの予定。1株あたりの買い付け価格は1万3000円で、買収総額は784億円になる見通し。