伊藤忠商事が食品流通業界への攻勢を強めている。昨年12月ヤマエホールディングス(HD)傘下の菓子卸コンフェックスHDに対し、日本アクセス100%子会社の菓子卸ドルチェを売却し、菓子卸でトップクラスの規模にするとともに、自身はコンフェックスHDに40.8%を出資。続く今年2月には52.5%出資の連結子会社伊藤忠食品の完全子会社化を打ち出し、4月までにTOBが完了。さらにこれら食品卸を所管する食料カンパニーが7年ぶりにファミリーマートの主管に戻るなど、食料事業強化の一手が次々と打たれている。
これらを指揮しているのは全て伊藤忠商事の岡藤正広会長と言われているが、なぜここにきて食料事業の強化なのか。業界関係者の話を総合すると、同社が狙っているのはセブン&アイグループをはじめとする食品小売業界への深い関与だ。



















