伊藤忠食品は10月31日、広告配信のサイネージ事業について、放映可能台数が1.9万台まで拡大したと発表した。デリッシュキッチン以外のサイネージを展開する企業との連携を進めており、他社のサイネージにも広告を配信できるようにした。これによりスーパーマーケットに設置された1.4万台とドラッグストアに設置された5000台への広告配信が可能となる。

 店頭で実施しているQRコードキャンペーンとチラシアプリとの連動にも取り組んでいる。アプリ上にQRコードキャンペーンの動画を掲載することで、店外からも送客する。伊藤忠食品の福嶋義弘取締役専務執行役員は「小売業のリテールメディア戦略全体のサポートとなるよう事例を増やしていく」と力を込める。

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