既存店の客数増が売り上げ拡大に寄与

 37期連続増収、12期連続経常増益。営業収益は初めて2000億円を突破し、中計目標を1年前倒しで達成。営業利益・経常利益はともに2桁増の120億円台に乗り、当期利益も含めた過去最高益を記録。人口減少が続く地方を地盤としながら、ハローズは、2024年度決算でも揺るがない強さを見せた。

 増収の要因は、出店や大改装の効果に加え、インフレ下での単価上昇もあるが、既存店が好調だったことも大きい。佐藤太志副社長は、とくに客数の増加を挙げ、「人口が増えていない中で、客数が増えているということは、コンビニやスーパー、ドラッグストアなど他のお店から(移って)来ていただいているということ」と、お客の支持を得ていることに自信を示した。

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