豊かで健康な生活を表すブルーゾーンを社名に
ヤオコーは今年10月1日、ブルーゾーンホールディングス(HD)を立ち上げ、これまでの、ヤオコーの下に事業会社がぶら下がる形から、HDの下にヤオコーと他の事業会社が横並びで連なる形に移行する。
HD化の目的の一つはM&Aの受け皿作りだ。川野澄人社長は、「現状の企業数であればHD化は必ずしも必要ではないが、今後M&Aが増えていくことを考えると、HDの下にヤオコー以下事業会社が並んでいる方がグループ運営を行いやすいと考えた」と説明。また、「ヤオコーとそれ以外の企業が親子ではなく、兄弟の関係になることでお互いに学び合いやすくなり、経営人材も育成できる。さらに、ヤオコーのデリカ生鮮センターの商品をグループ企業に供給するなど、ヤオコーの強みを最大限活用し、全体の強化も図れる」ことも理由に挙げた。
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2025.07.01
特集「食品スーパー16社の経営戦略」㉓ 主要チェーン100社の経営考課表