現地スーパーへの出資を通じベトナムに進出
グループとして強くなることを目指す――。ヤオコーは、今年度から始まる第11次中期経営計画の経営方針に、初めてグループの視点を盛り込んだ。
昨年までの10次中計では、「2割強い店づくり」を目標に掲げ、EDLPで集客力を高めると同時に、単品を全店で売り込む「日本一企画」、週末に鮮魚を提案する「豊洲祭り」などの企画を通して販売力を強化。また、SPAで商品力を向上させるなどに努めてきた。その結果、顧客の支持が高まり、中計最終の昨年度、既存店客数は3.8%増加し、1km商圏シェア率も前中計比で1ポイント上昇するなど、地域におけるヤオコーの存在感はさらに高まった。