精肉100%アウトパックの小型店をオープン
店舗フォーマット、商品戦略の二軸でヤオコーが将来への布石を打っている。
「都市部で面積が狭いが人口は多い、そんな出店地の一つの解になる」。ヤオコーの川野澄人社長がそう手応えを語るのは、3月にオープンした草加松原店だ。〝極小商圏フォーマット〟の実験店の位置付けで、東武鉄道の運営するNSC内に387坪で出店した。売り場面積の確保を優先し、精肉はプロセスセンター(PC)から100%アウトパックで納品。新店では初となるフルセルフレジも導入し、人件費も抑えたモデル店だ。