180店舗体制を見据え物流を強化
環境変化の中でも軸足をぶらさない。そのハローズの経営姿勢を如実に示したのが、今期から始まる新中期経営計画「2125計画」だ。2025年度、売上高2000億円を目標に、店舗数を前期末の91店から約30店上積みし、120店体制を目指すというシンプルな内容。出店するのは、従来どおりの600坪・NSCタイプ1択で、新フォーマット開発、ネットスーパーなど、業界内でもよく耳にする取り組みは一切掲げていない。
「我々はこのフォーマットで成長してきたし、結果も残してきた。基本的には今までやってきたことをこれからもしっかりやっていくだけ。小型店も都市型店もネット宅配もやらない」と佐藤太志取締役副社長は力を込める。