エリアになかった鮮魚の魅力がお客を引きつける

 東大阪市のオーケーVSライフVS万代が「高井田戦争」なら、寝屋川市の香里園地区で勃発している三つ巴の戦いはいわば「香里園戦争」だ。

 2020年9月、平和堂のアル・プラザ香里園の至近にロピアが関西1号店の寝屋川島忠ホームズ店を出店。ここは本誌も定点観測をしてきたエリアだが、この5年弱の間、平和堂、ロピアはお互いに価格を打ち出しながらも店づくりの違いで棲み分けを図り、直近ではある種の均衡状態にあった。そこに今年7月4日、バロー香里園店(冒頭写真)が殴り込み。ロピアの真隣に出店し、国道170号沿いのわずか300mの直線上に3店が立ち並ぶ構図となったのだ。一帯は小康から一転、大荒れの様相を呈している。

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