肝いり事業のパレッテは「完全に失敗」
「他のDS各社と比べると成長性という点では物足りない」。取引先がそう評するのがイオンのDS事業だ。
2024年度、DS大手各社が出店を続けて売上高、営業利益を大きく伸ばす中、イオンのDS事業は営業収益4114億円(前期比2.8%増)、セグメント利益79.9億円(5.9%減)の増収減益だった。原材料、物流費、競争激化がコストを圧迫した結果だが、それを吸収できるだけのトップラインの伸びがないことが最大の要因だろう。
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