本州の店舗がほぼまとまった

「ひとまず一段落か」。イオングループのDS「ザ・ビッグ」の再編の動きについて、業界関係者の見方はおおむね一致している。今年9月26日、イオンビッグとマックスバリュ(MV)南東北が合併を発表。これにより本州のザ・ビッグは、いくつかの例外を除き、DS専業会社のイオンビッグに集約されることになる。

 ザ・ビッグのこれまでの経緯をまとめよう。同DSは元々MV西日本の前身企業の一つ、みどりが展開するものだったが、その後MV各社がこの屋号で出店を始め、全国に広がった。2011年、イオンがDS事業の強化を掲げてイオンビッグを設立。この時あった78店のザ・ビッグのうち、北関東・中部・近畿エリアの21店を同社に組み入れた。

この記事の購読は有料購読会員に限定されています。
まだ会員登録がお済みでない方はこちらから登録ください。
有料購読申込

すでに会員の方はこちらから