価格競争の切り札として全国に240店舗を展開

 イオングループのDSの中で全国展開しているのがザ・ビッグ業態だ。もともとは、マックスバリュ(MV)西日本の前身企業の一つ、みどりが運営するDSだったが、その後、イオングループ共通のDSとなり、現在では、北海道から沖縄まで240店舗余りを展開している。

 ザ・ビッグを運営するのは、全国の事業会社8社で、最も店舗数が多いイオンビッグは、中部地方に一部関東と関西を加えた10県に94店舗の店舗網を持つ。これにMV西日本の45店舗(中四国)、イオン九州の32店舗(九州)、MV南東北の28店舗(宮城・福島)、イオン北海道の19店舗(北海道)が続く。このほか、イオン東北が青森、秋田、山形の3県で13店舗、イオン琉球が沖縄で9店舗、イオンリテールが東京で1店舗運営している。

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