ようやく定まった小型店フォーマット

 久しぶりの永田節炸裂だ。トライアルホールディングス(HD)が9月11日に開催した流通事例戦略発表会。登壇した永田久男会長は、新たな野心的目標を掲げた。今ある4業態のうち、スーパーセンターと小型店のトライアルGO(冒頭写真)に注力。今後10年でスーパーセンター1000店、GO1万店を目指し、売上高をそれぞれ3兆円まで持っていくと表明したのだ。そしてこう付け加えたという。「できなかった時どうすると言われた。できないときは謝る」。

 会場で聞いていた取引先の1人は、「いやいやGOはまだ20店もないでしょ」と内心突っ込んだというが、HD傘下のトライアルカンパニー石橋亮太社長は、この目標を踏まえ、5年で約3兆円を目指すと発表。現在、店舗数は300店弱だが、これを3700店まで増やすべく開発体制を強化し、全国を九つのブロックに分け、エリアごとに出店を加速させるという。

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