SM含め近隣計5店舗を検証
埼玉県の最北端、群馬県との県境に位置する本庄市と上里町。緑豊かな自然と手頃な家賃相場でファミリー層に人気のこのエリアで競り合うのは、トライアルホールディングスとPPIH傘下のUDリテールだ。直線で約3kmの距離に、それぞれ豊富なSKU数と高い集客力を誇る大箱の〝メガ業態〟を出店している。価格や品揃え、売り場づくりでどちらに軍配が上がるのか、食品スーパーの激戦区でもある同エリアで、SM3店舗も含め検証した。
上里町七本木にある「メガセンタートライアル上里店」(冒頭写真)は、2018年にオープンした。売り場面積は6922㎡。一方、本庄市南一丁目に2020年、オープンしたのは「MEGAドン・キホーテUNY本庄店」だ。旧店舗は、ユニーが運営していた「アピタ本庄店」。ドンキと約20の専門店で構成し、1階と2階にある直営部分の売り場面積は6498㎡と、直営だけ取ればトライアルとほぼ同じ広さだ。
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