2km圏内にSM12店舗が出店

 エリアドミナントを強化し、SM激戦区でさらなるシェア拡大を目指す。ヤオコーは10月29日、さいたま市岩槻区に「ヤオコー岩槻本丸店」を開店した。マミーマート岩槻店跡地へのオープンで、東武アーバンパークライン岩槻駅東口から約1.4キロの場所に立地する。1キロ圏内にはベルク岩槻宮町店、生鮮市場TOP岩槻府内店が、2キロ圏内にはマルエツやベルクスなど12店舗があり、熾烈な顧客獲得競争が繰り広げられているエリアへの出店となる。同駅西口には、ヤオコー岩槻西町店があり、東口エリアへの出店で占有率向上を狙う。

 同店のメインターゲットに据えたのは、ヤングファミリー層。商圏人口としては、1km圏内では70歳以上が26.2%と最も高く、次いで50歳代が15%、40歳代が13.9%と続くが、3km圏内になると、40歳代の割合が高くなる。店舗は、県道2号(さいたま春日部線)に面しており、徒歩・自転車だけでなく、車でのアクセスも良好。足元のシニア層への対応を図りつつ、ヤングファミリー層獲得に向けた施策を打ち出している。子ども中心の共働き世帯を意識し、節約ニーズに応える商品や簡便・即食品を充実させたほか、料理知識や健康意識は高いものの、食事は簡単に済ませたいシニアに応える商品も豊富に揃える。

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