交通量が多い住宅立地で魅力を伝える店づくり

 ヤオコーは3月5日、神奈川県川崎市に川崎枡形店をオープンした。神奈川県では12店舗目で、川崎市への出店は初となる。立地は、小田急小田原線の向ヶ丘遊園駅と生田駅、JR南武線の中野島駅から、いずれも徒歩20分前後で、県道9号線(府中街道)と県道13号線が交差する場所にある。交通量が多いことに加え、店舗前には共同住宅が、店舗裏手には比較的新しい戸建住宅が並び、近隣に複数の大学があるため学生も多いエリアだ。半径1km圏内には人口3万6000人(2万世帯)、2km圏内には12万8000人(7万世帯)が居住する。

 30~40代の夫婦共働きで小さい子どもがいる世帯がメインターゲットで、冷凍食品のラインアップや、クッキングサポートと連動したメニュー提案などで簡便・即食ニーズに応える。サブターゲットは一回り上の40~50代で、子どもが成人して小量目の買い物ニーズが高かったり、素材や産地にこだわりがあったりする層を据える。

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