ランチタイムを狙いピザ・バーガーを強化

 厳しい競争環境の中で支持を固められるか。ヤオコーは5月17日、さいたま市に大宮櫛引店をオープンした。立地はJR大宮駅から約2kmの住宅街。周囲は40~50歳代前半がボリュームゾーンで、特に1km圏内では2~3人世帯及び4人世帯が多く、人口増減率・世帯数増減率ともに増加傾向のエリアだ。が、その分競合も多い。東に歩けば目と鼻の先にベルクさいたま櫛引店、北に数分自転車をこげばイオン大宮店、同じく北東にはディスカウントストアのロヂャース大成店がある。

 この激戦地で戦うヤオコーの店舗は売り場面積555坪の標準タイプだ。メインターゲットにはボリュームゾーンの40~50歳代前半2~4人家族、サブターゲットに20歳代後半~30歳代の2~4人家族、20~30歳代の単身世帯を設定。中でもヤオコーが政策的に掲げているヤングファミリー層の支持獲得を狙う。

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