「冷凍食品」とスイーツ含めた「おやつ」を強化
ヤング層に特化した、ヤオコーの新たな旗艦店モデルが誕生した。それが10月14日、埼玉県和光市にオープンした和光丸山台店だ。ヤオコーが自社で管理・運営する商業施設の7店舗目「the market Place和光」に核店舗として入居。2020年11月に大改装を行った旗艦店・所沢北原店(同所沢市)での取り組みをさらに進化させ、800坪超の売り場にて若年の単身世帯、ヤングファミリーに刺さるMDを追求。そのほか開発を進めてきた新商品を多数導入することで、3km商圏において盤石なシェア確保を目指す。
施設は東武東上線、東京メトロ有楽町線・副都心線の和光市駅から800mに位置し、川越街道と笹目通りに挟まれた交通アクセスに恵まれた立地となっている。周辺は大手研究所があるほか、中規模マンションが多く、学校や保育園、公園など子ども関連の施設も多いエリアだ。
商圏特性として、周辺1km圏内では人口・世帯数ともに増加しており、20~40歳代が大きなボリュームゾーンとなっている。世帯構成では、単身世帯が半数近くを占め、特に若年世代の単身者の割合が高い。こうした条件に照らし、同店はヤング単身及び30~40代のヤングファミリー層をメインターゲットに店づくりに取り組んでいる。