素材の鮮度にこだわった生鮮売り場

”川越ドミナント”の強化で、商圏シェアをさらに引き上げる。ヤオコーは11月25日、埼玉県川越市に川越霞ケ関店をオープンした。立地は東武東上線霞ケ関駅から徒歩3分の駅前エリア。2021年2月、45年以上に渡って営業を続けてきたサミットストア霞ヶ関店が閉店したことを受け、その跡地へスクラップ&ビルドで進出した形だ。

 周知の通り、川越市はヤオコーが本部を置くお膝元であり、この度の出店で市内の店舗は8店目となる。川越霞ケ関店に最も近い自社店舗は約1.7kmの距離にある旗艦店・川越的場店。また約2.6kmの距離には隣接する鶴ヶ島市の鶴ヶ島店もある。だが、広報によれば、「一帯は入間川と東武東上線が十字に交わることで分断されており、実はこれまでなかなかお客様を取り切れていなかったエリア」でもあるという。そこへきて、川越霞ケ関店の立地はまさにドミナントの中心部。同店は近隣の既存店とともに、川越市内、東武東上線沿線のドミナントをさらに強固なものにする戦略店の位置づけとなる。

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