既存3店はいずれも大入り

 街中にもまだうっすらと正月気分が漂う1月6日、時刻は午後3時。関西ロピアの最新店・鶴見島忠ホームズ店(大阪市鶴見区)を訪れると、平日の中途半端な時間にもかかわらず、売り場は300人以上のお客でごった返していた。その熱気は関東のロピアの繁盛店に勝るとも劣らない。小売業界に衝撃を与えたロピアの関西進出だが、その衝撃波は着実に地元消費者にも広がっているようだ。

 鶴見店は昨年11月24日オープン。関西では3店目で、初の大阪市内の店舗となる。大阪メトロ長堀鶴見緑地線の今福鶴見駅から徒歩10分の距離にあり、近隣には住宅が多く立ち並ぶ上、幹線道路沿いで広域客も狙える、まさにロピアお得意の立地だ。売り場面積は500坪(歩測)とロピアにしては手狭だが、加工食品の棚をうまく圧縮することで迫力のある生鮮売り場を作り込んでいる。

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