高齢客も取り込み客層の幅を広げる

 ロピアのいいとこ取りをしたマミーマートの新業態「生鮮市場TOP(トップ)」が、ロピアに勝るとも劣らない健闘ぶりを見せている。生鮮食品を安価で大量に売り込むロピア流の手法に加え、SM(スーパーマーケット)ならではの惣菜強化と小分けの手法を取り入れ、客層の厚みと買い上げ点数増の成果を得た。千葉市稲毛区長沼町を横切る国道16号線を挟んで対峙するロピアワンズモール店と生鮮市場トップ稲毛長沼店は、両店の優劣を知る格好の立地となっている。

 10月11日火曜日の午前10時45分、ロピアワンズモール店(冒頭写真)を訪れると、平日にもかかわらず来店客は170人ほど、ニューファミリーを中心に変わらぬ賑わいを見せていた。約1時間後の11時45分、トップの客数は約220人。客数で上回り、さらに、目につくのは生鮮食品の超特価品が随所に差し込まれていることだ。

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