新中計に合わせてパーパスを設定
アルフレッサヘルスケアの新中期経営計画(中計)が動き出した。今年5月、親会社であるアルフレッサホールディングスがグループの新中計「総合力で未来を切り拓く」(2025~27年度)を発表。グループのセルフメディケーション卸売事業を担うアルフレッサヘルスケアも中計に合わせて、「『健康』×つなぐ×しあわせ」をパーパスに設定。「ヘルスケアのプロとして、エンドユーザーの様々な健康に寄り添い、幸せになっていただきたい。そのためにも健康に対して、今よりもう一歩二歩踏み込んだ提案をしていきたい」と西田誠社長は力を込める。
中計でアルフレッサヘルスケアは基盤事業、成長事業、新規事業の三つを掲げている。基盤事業はドラッグストア業界の大型再編を目前に、選ばれる卸になるための物流と営業力の強化。すでに物流では今年2月、熊本県の九州物流センターが移転して稼働を開始。九州における物流の中核拠点であり、中には三次元ロボットピッキングシステムを導入するなど、作業員の業務効率化にもつなげている。