ロピアの道内進出で競争環境は激化

 イオン北海道がGMSの立て直しに動いている。2025年度の重点施策の一つに「GMS店舗の魅力向上」を掲げ、売り場づくり、プロモーションの見直しとともにテナントにもメスを入れ、今一度〝地域に必要とされる総合小売業〟を目指す構えだ。

 同社にとって24年度は厳しい業績となった。新店オープン、活性化店舗の伸長などにより売上高は前期比6.3%増の3540億円で増収となったものの、各段階利益は前期より大幅に減少。営業利益が23.9%減の79億円、経常利益が2割減、当期純利益は4割減となった。

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