5年で752億円を投資、競争力を強化
イオン北海道の2023年2月期は、売上高3172億円、営業利益83億円、経常利益85億円、当期純利益47億円となり、収益認識会計基準適用前の前年比では、売上高が102.3%、営業利益125.3%、経常利益127.1%、当期純利益123%と、増収大幅増益で着地した。
外出規制撤廃後の人流増加に伴って生まれた需要を取り込み、食品、衣料、住居余暇の全ラインで売り上げが回復したことがトップラインの伸長と粗利益の拡大につながった。また、電気代が高騰するなか、省エネ機器の導入で電力使用量を5%削減。さらにDXの活用などで総労働時間を3%減少させ人件費を抑制するなど、販管費を1.5%増にとどめたことが営業利益の拡大につながった。