新機軸のパンでリピーターを獲得、20周年のファミチキも進化
おむすび、パン、カウンターチキン。ファミマは今期、コンビニの主力商品を徹底的に強化する。この3カテゴリーはいずれも前期に過去最高の日商を記録するなど目下絶好調で、さらなる伸長を目指す。背景にあるのは、高まる節約志向に加えて、その日の予算や気分に合わせて好きな組み合わせを選ぶ併せ買いのニーズだ。木下紀之執行役員商品本部長は「おむすび、パン、チキンの小物中食と『ちょいデリ』シリーズのような小物惣菜を、組み合わせを変えながら買う傾向が強まっている。今期は今のトレンドを象徴するようなメニューによりリソースを傾注して、商販一体となって拡販していく」と大方針を明かす。
2025年3月からメジャーリーガーの大谷翔平選手をアンバサダーに起用して打ち出しを強化中のおむすびは今年3月に「大きなおむすび」にも「ふわうま製法」を導入し、売り場に並ぶほぼ全品が同製法によるものとなった。製造器を刷新する前の22年度比では日商140%に伸長。木下本部長は「品質改良の成果と大谷選手効果に併買ニーズ。この三つの要素がうまくハマっている」と破顔する。5月には海苔なしで中に具材を入れて、従来の混ぜ込み型より安い税別147円を実現した商品も発売。低価格帯を押さえつつ、下期には高付加価値の新シリーズも投入予定だ。
















