サツドラホールディングス(HD)は7月17日、MBOに向けたTOBの価格を当初の1株1220円から1260円へ変更すると発表した。あわせて、和歌山地盤のドラッグストア「エバグリーン」など複数の業態を展開する廣岡の経営陣が買い付けに応じることも明らかにした。

 エバグリーンの米原まき社長が代表を務める不動産管理会社の三原色、廣岡の廣岡聖司会長、米原社長個人、別の不動産会社の青空商事はMBOの発表前からサツドラ株の買い増しを進めていたが、合計343万3300株(24.91%)を売却する。

 サツドラ株は三菱商事系投資ファンドの丸の内キャピタルがグループ会社を通じて6月22日から8月3日までTOBを行っている。会社法では3分の1以上(33.4%以上)の株式を保有すれば、株主総会で特別決議を単独で拒否できるため、廣岡経営陣の動向が注目されていた。今後の成長戦略に課題は残るものの、これでサツドラHDのMBOは確定的になったといえそうだ。