プロジェクトを立ち上げ、2社の国際本部を一本化

 ――セブン&アイグループが海外戦略に力を入れる理由は何でしょうか。

 若林 セブンイレブンのグローバル市場における成長加速です。セブンイレブン・ジャパン(以下SEJ)は日本で長い間、質の高い商品とサービスを提供し続けてきたことで、多くのお客様からご支持をいただき、成長することができました。それをセブンイレブン・インク(以下SEI)に移植したことにより、今や営業利益は日本を上回るに至っています。そこで日本、北米に次ぐ第3の柱を構築していこうと。いまセブンイレブンは世界20カ国・地域に約8万5000店を展開させていただいているのですが、これを2030年には30カ国・地域、10万店体制にしていきたいと考えているんです。

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