米国で始まった新サービス提供の地殻変動

 国内の消費者向けEC市場は約27.6兆円(経済産業省、25年実績)。このうち物販系ECは15.8兆円だ。また直近でのEC売上高は総合系で米アマゾン・ドットコムが約4兆8793億円と盤石。以下、楽天グループ(1兆3696億円)、ソフトバンクグループ系のLINEヤフー(8576億円)と続く。急速にAI時代を迎える中で、主役のアマゾンは動画配信サービス「プライム・ビデオ」も強化しながら、自社のECサイト内でAIが買い物をサポート。楽天グループも、楽天市場のアプリにAIを搭載、約5億点の商品群から利用者に商品を提案して、顧客販売単価を上げようとしている。市場は成熟化しているものの、楽天グループなどは物販だけでなく金融サービスまで幅広く提供、年間数回のポイント還元セールで顧客を囲い込み、経済圏を維持している。

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