「魔法ではない」BCPの真の効用

 ——今年7月、熊本で再び大きな地震が発生しました。流通各社の対応をどう見ていますか。

 丸谷 熊本は10年前にも大きな地震を経験していますし、その後に能登半島地震などもありました。全国展開する流通企業では、これまでの災害で学んだり、準備してきたものが今回はかなり早く発動したという印象を持っています。まず被害の状況把握が早かったですし、それを受けた本社の意思決定、現場の対応もスムーズだったのではないかと。中でもコンビニは、震源近くの被害の大きかった店舗は別として、かなり復旧も早かったですよね。今は全国で何かしら天候の影響とか、物流網が途絶えることが日常茶飯事になっているので、コンビニは特にリアルタイムの状況把握や対応マニュアルが整備されてきている。被災地に支援を入れる際も、全国からどう入れていくか。あるいは九州の各エリアからはどうか。そういったものがおおむね有効に展開されたように見ています。

この記事の購読は有料購読会員に限定されています。
まだ会員登録がお済みでない方はこちらから登録ください。
有料購読申込

すでに会員の方はこちらから

特集一覧