値上げ2万品目カテゴリーを問わず、節約消費が一段と強まる

 総務省が今年2月に発表した家計調査によると、25年の2人以上世帯の食品支出は名目で前年比5.5%増、実質で1.2%減となった。名目プラスは4年連続、実質マイナスも6年連続で、物価の上昇が続く中で、消費者が「安価な商品にシフトする」「購入量を減らす」などの行動を持続している様が明確に見て取れる。

 特に昨年は値上げが2万品目を突破。24年の1万2520品目を大幅に上回る規模となり、「カテゴリーを問わず節約消費が一段と強まった」とスーパー各社は口を揃える。実際、家計調査を見ても、大分類の12分野(穀類、魚介類、肉類、野菜・海藻、果物、乳卵類、油脂・調味料、菓子類、調理食品、飲料、酒類、外食)のすべてで名目支出が増加(魚介類は100.0%)した一方で、実質支出が増えたのは、中分類で見ても卵、果物加工品などごく僅かだ。

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