ヨークベニマルは5月29日、福島県会津若松市に「ヨークベニマル一箕町店」を開店する。老朽化により昨年1月から休業していた旧店舗を建て替え、同一敷地での再出店となる。衣料品の取り扱いは廃止し、食品主体の店づくりへと再編した。今回の開業により同社店舗数は249店体制となり、会津若松市では7店舗目の出店となる。

 売り場面積は約600坪(1995㎡)で、年商は初年度21億円を見込む。商圏は半径1km圏内に約1万人規模の人口を抱え、単身からファミリーまで幅広い世帯が混在する住宅立地。この特性を踏まえ、日常使い対応を軸にしたMDを強化した。

 商品面では、生鮮を核に鮮度訴求を徹底。鮮魚は店内加工による刺身・切身の提案に加え、簡便・即食ニーズへの対応を強化する。精肉では焼肉需要や弁当需要を見据えた鶏肉の品揃えを拡充し、地域特性として馬肉の専用コーナーも設置した。青果では地元産や有機野菜を拡充し、旬訴求と連動した売り場づくりを図る。

 また、冷凍食品やカットフルーツなど即食・時短系商品の強化に加え、夕方需要に対応した出来たてデリカの訴求を進める。日配やグロッサリーでは地元商品や徳用商品を厚くし、価格志向と地域性の両立を図る。

 近隣はベニマルのドミナントだが、会津地盤のリオン・ドールとの競争が激しいエリアだ。リニューアルでお客の支持を今以上に取り込めるか、注目だ。