2月期、3月期決算の総合スーパー、食品スーパー26社の2025年度中間決算が出揃った。増収増益は16社。こちらには前期の営業赤字から黒字転換した企業、営業赤字幅が縮小した企業を含む。増収減益は8社、減収増益(イトーヨーカ堂)と減収減益(Olympicグループ)はそれぞれ1社ずつだった。上期は24社が増収を達成、また既存店売上高もアルビスとOlympic以外は前年をクリアするなど、トップラインは総じて好調だった。利益面では、増える販管費を営業総利益(売上総利益)でどれだけカバーできたかが問われた。
増収増益となった16社の顔ぶれは以下の通り。イオンリテール(営業赤字幅縮小)、ライフコーポレーション、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(USMH、黒字転換)、ヤオコー、アークス、イオン九州、バローホールディングスSM事業、イズミ、エイチ・ツー・オーリイング食品事業、平和堂、サミット、アクシアルリテイリング、リテールパートナーズ、オークワ、ハローズ、ヤマザワ(黒字転換)だ。


















