4社が増収増益を達成

 食品スーパー(SM)各社の業績悪化が顕著だ。22年度(2023年2月期、3月期)のSM25社の業績は、営業増益がわずか5社、ほか19社が減益に沈む厳しい結果となった(関西フードマーケットは前の期と比較範囲が異なることから除く)。

 22年度業績は全社新会計基準が適用されているが、22年度業績は全社新会計基準が適用されているが、2月決算の企業は21年度が旧会計基準のところが多く、前年比を示していない。そのため、①22年度を計基準に戻して比較した17社(ライフコーポレーション、USMH、アークス、マックスバリュ西日本、マックスバリュ東海、ベルク、オークワ、リテールパートナーズ、ハローズ、エコス、ヤマザワ、アオキスーパー、ヤマナカ、スーパーバリュー、天満屋ストア、北雄ラッキー、マルヨシセンター)、②21、22年度とも新会計基準を適用している、あるいは新会計基準でしか比較できない7社(バローHD、ヤオコー、ヨークベニマル、サミット、アクシアルリテイリング、いなげや、アルビス)と、それぞれの基準に応じて分析した。一覧表の数値は全社新会計基準の数値を記載しているため、①の企業群の数値が記事中と表で異なる部分が出てくることを留意いただきたい。

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