小容量・低価格が売り場の中核、30円の値上げにも敏感に反応
「近所で生活費が節約できるお店」をうたうゲンキーのボトムプライス戦略はすさまじい。吉岡伸洋副社長は「インフレかデフレかに関係なく、我々が売価をつけるときに念頭に置くのは小商圏フォーマットであるということ。商圏人口が少なくても同じお客様に何回も来ていただくために低価格を徹底。同じアイテムでも大中小の容量がある場合、一番価格が低い小容量は必ず置くようにしている」と価格戦略の大方針を明かす。洗剤や紙おむつなど大容量のニーズが強い商品はそれも品揃えするが、売り場のメインはあくまで「低い価格」の小容量だ。
一方、物価高騰による買い上げ点数の減少はゲンキーも例外ではなく、「インフレ基調になる前は平均10点だったのが、今は9.4から9.5点ぐらいになっている」(吉岡副社長)。そのため、メーカー各社は大容量や付加価値など一品単価の高い商品開発に力を入れる傾向にあるが、ゲンキーは変わらずボトムプライスの品揃えで勝負する。














