生鮮の支持定着でコロナ一巡後も既存店好調

 Genky DrugStores(ゲンキー)の躍進が止まらない。2021年6月期の業績は、売上高1423億円(前期比16%増)、営業利益62億円(同45%増)と大幅な増収増益を達成。昨年はコロナ禍で全体に勢いのあったドラッグストア業界だが、ゲンキーの売上高伸び率は上場13社中トップ、営業利益の伸び率も2位と成長ぶりが突出している。

 特筆すべきは今年に入っても既存店売上高が伸び続けていることだ。昨年2割の伸びを記録した3、4、5月はさすがにマイナスに転じたが、以降は再び浮上。20年と21年の実績を掛け合わせた前々年比(コロナ前比)は未だに2桁増をキープしており、競合の勢いが落ち着きつつある中で勢いを保っている。

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