円安がPBの価格を直撃代替品でしのぐ

 Genky DrugStores(ゲンキー)の2022年6月期の業績は、収益認識会計基準適用のため前年比は公表されていないが、吉岡伸洋副社長によれば、新会計基準適用前比では増収減益での着地となった。今年度は、売上高1680億円(前期比8.6%増)、営業利益58億円(同2.2%増)と増収増益を見込むが、販管費率は前期より0.2ポイント増加の16.5%で、営業利益率は0.2ポイント減の3.5%となる見通しだ。

 同社では、収益の指標として、粗利益率20%、販管費率15%、営業利益率5%を掲げるが、今期はこれを大きく下回ると見ている。原因は、周知の通り、商品価格の上昇と電気料金の高騰だ。

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