まだ油断できない、ということだろう。「ものがちゃんと届かなくなるかもしれない」として、官民総出で挑んだ物流2024年問題。結果的には、業界関係者の努力と物流需要の減少もあり、大きな支障をきたすことなく乗り越えられた。今年7月の「令和8年版交通政策白書」(国土交通省)でも、「輸送力不足を概ね克服」したとの認識が示されている。
ただこれは始まりに過ぎない。24年問題の主因は、常態化していたトラックドライバーの長時間労働に対し、改善基準告示が適用され、労働時間の上限が厳しく制限されたことによる。ゆえに、長年の懸念事項であった物流センターの荷待ち、荷受け時間の短縮などにメスが入ったのだ。


















