H&BCが72%まで伸長、週次のKPI管理を徹底

 美と健康の分野でアジアナンバーワンを目指すマツキヨココカラ&カンパニーが、その強みに一層磨きをかけている。今期(2026年3月期)上期は売上高5490億円(前年同期比4.4%増)、営業利益404億円(7.4%増)で上期の最高業績を達成した。特に化粧品が8.1%増と伸長し、医薬品と合わせたヘルス&ビューティーの売上高構成比は72.2%まで高まっている。

 商品政策ではメーカーとの取り組みによる専売品や先行販売品を強化したことに加え、今期も独創的なPBを展開。4月にアミノ酸を高濃度で配合したヘアケア「コンクレッド」を発売し、9月には同社PB初のオーラルケア商品「ヒッツディファレント」とスキンケアブランド「インジェスク」を同時に投入。前者は5種類の歯磨き粉を取り揃え、美白・歯ぐき・口臭の三つをケアできるハイスペック成分で訴求する。後者では新たに提案する「#高高高品質美容」シリーズの第1弾として、美容医療で扱う成分を使った美容液4種類をラインアップ。10月からは成分美容に特化したサプリメントシリーズ「ビュースター」の展開も開始した。

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